基礎基礎

 建物からかかる力を地盤に伝達し、建物を安全に支える機能を持つ構造です。
 まず、第三者によりスウェーデン式サウンディング試験という地盤調査が行われます。その結果によって、基礎の形状を決定するのです。
地盤に問題がないのであれば、布基礎という昔ながらの方法をお勧めしています。布基礎のメリットはコストが抑えられることです。
 調査の結果、地盤が多少弱い場合は、べた基礎をお勧めします。さらに補強が必要な場合は、支持地盤までコンクリート杭を打ちこんで住宅の荷重を支えなくてはなりません。
何トンもの住宅を支えるのですから、頑丈な基礎でなくてはならないのです。
そして建物と基礎を繋ぐアンカーボルトも大切な金物です。
いくら頑丈な基礎でも基礎と建物がつながっていなくては意味がありません。
 一般的な金融公庫の仕様書などでは2階建ての場合2.7m以内でアンカーボルトを設けるよう記載されておりますが、その約1/2から1/3の間隔で入れることで、より建物と基礎が一体となるよう考えております。